日本では、亡き故人を弔う際に葬儀をあげ、火葬場へ行き、石墓に納骨するのが一般的です。
しかし、火葬の弔いもさかのぼれば半世紀ほどの歴史でしかありません。戦前までは、誰しもが土葬で自然(土)へ還っていたのです。

戦後75年、お墓そのものに対する考え方も変化してきています。
かつてのように、「自然葬」を選択する人が増えて来ました。



「自然葬」とは、石で作った墓に骨を埋葬せず、土に遺骨を埋める埋葬方法です。遺骨は、生命循環をくり返す自然界(土)へ徐々に身を還していきます。
土に埋められた骨は自然の生命サイクルの中にくみこまれていきます。

大分市街地から車で30分ほどの自然豊かな霊山中腹に位置する霊山寺。
比叡山延暦寺よりも古い歴史を持つ霊山寺は、かつて最澄や空海も訪れた由緒ある古刹です。
山の緑に囲まれ、飛来山霊山寺へとつづく山道は、登山ルートや自然探索の散歩コースとして、また若者からは街の光を見下ろす夜景スポットとして人気を博しています。
実は、豊後三大寺院の一つと称され、大分にある寺院の中でも格式高く由緒ある寺なのです。
さらに、霊山中腹360mの高さから眺める、山麓の景色はまさに絶景です。
天気がいい日には、愛媛県の海岸線まで見えることもある見晴らしの良さが特徴ですが、この絶景を眺められる高所の寺は、下界と隔絶された空間でもあるということを、きっと直感で感じるでしょう。この霊山寺が、“特別な場所”だということは、一度訪れれば身肌で感じられるはずです。
紅葉で有名な霊山寺。自然の土に還る埋葬をしています。
宗派は問わず、あなたもこの地で安堵して眠ることができます。
永代供養自然葬とは?