ロスフラワーとは
知っていますか?花屋で廃棄処分される生花が30%以上あることを。
まだ枯れていない生花たち、この廃棄処分される花を「ロスフラワー」と言います。
まだまだ綺麗に咲いている花の命を大切にしたい、、、
そんな思いから花手水は始まりました。
花手水とは
大分市中央町で生花店を営むスタンダードフラワーの代表 小平悌二朗さんが自店で出るロスフラワーを、霊山寺へ献花を申し出たことからスタートした「花手水(はなちょうず)」。
花手水とは、水で穢れを祓い、身を清める「手水舎(ちょうずや)」に生花が浮かんでいることをはなちょうず(花手水)といいます。
毎週1度、土曜日もしくは日曜日に、小平さんが献花した生花を、ボランティアが綺麗に手水舎を洗い、古い花から新しい花にいけ替えます。この活動は、2020年の2月から毎週行われ、噂をききつけた参拝客が多く訪れるようになりました。
女子高校生から70代のカメラ好きの男性まで。インスタ映えするということで人気です。
このような活動が各メディアに注目され、霊山寺が取材を受けました。
大分合同新聞社

四重奏
大分市岡川の霊山寺(稙田恵秀住職)は手などを清めるための水盤に、色とりどりの花を浮かべている。使っている花は、生花店で少しだけ痛み、破棄されるはずだった”ロスフラワー”。
提供しているのは同市中央町の「スタンダードフラワー」。経営者の小平悌二朗さん(33)が花の活用を寺に提案した。2月上旬からほぼ毎週、献花を続けている。
28日は花の入れ替えがあっと。作業を手伝った参拝者の橋場亜矢さん(46)=同市一木=は「花に再び輝いてもらえたら」。ガーベラ、バラ・・・・。一輪一輪、丁寧に浮かべていた。
毎日新聞社

生花捨てずに「花手水」 霊山寺に再利用でお目見え
霊山寺(大分市岡川)で、手水舎の水盤に花を浮かべる「花手水」が登場した。市内の生花店から献花された廃棄予定の生花を活用した。
大分市中央町の生花店「スタンダードフラワー」(小平悌二朗代表)が結婚式などで使われた後は廃棄されてしまう花を再利用しようと、2月上旬から霊山寺へ献花し始めた。
献花された花は、水面いっぱいに浮かぶ花手水として使われている。28日は、華道の経験者により、桜やバラ、カーネーションなど色とりどりの花が生けられた。色のバランスなどを考え、きれいだと感じるように浮かべたという。
寺によると、これを目当てに訪れる日知も増えているという。稙田恵秀住職(89)は「写真を撮りに若い人も来てくれるようになり、やってみてよかった。見た目もよく、心も清められるのでは」と話した。
霊山寺の花手水は、花が枯れてきたら取り除いており、毎週土日のいずれかに新しい花が生けられる。花の種類は季節で変わるという。
朝日新聞社

破棄される花 もう一度輝け 大分の霊山寺「花手水」人気
大分市岡川の霊山寺で、参拝者が手や口をすすぐ手水に花を浮かべる7「花手水」が人気を集めている。生花店で売れずに廃棄される花を利用し、手水舎を色鮮やかに飾る取り組みだ。「インスタ映え」スポットとして、訪れる人も増えているという。
花を提供しているのは、大分市中央町2丁目のスタンダードフラワー代表の小平悌二朗さん(33)。小平さんによると、花手水が見られるようになったのは2018年ごろ。京都府や愛知県の寺院で始まり、インスタグラムに投稿されたことで話題になったという。
「ロスフラワーがかつようされるきっかけになるならやってみたい」と、今年2月から毎週売れ残った花などを提供。28日は市内で鍼灸院を営む橋場亜矢さん(46)が花を生け、「廃棄される運目に緒お花を最後にもう一度輝かせたい。花を見て癒されてほしい」と話した。
当日の様子